/ 代表の挨拶

 

​

木と暮らす

RELATIONSHIP WITH TREES

大切な人のことを考えるように、木に想いを馳せて

Think of a tree. Like you think of someone you love

 

​

​

木工の仕事をしていると、本当に幸せだな、と感じる瞬間に度々出会います。

そのひとつは、心を落ち着かせ、ゆっくりと良く研いだ刃で鉋(かんな)をかける時です。木の内部に閉じ込められていた香りの粒が、鉋屑と共に露わになり、その瞬間、艶やかな木肌から一斉に放たれた香りが辺り一帯を包み込みます。

ある時は果てしなく澄んだ香り、またある時は甘く芳醇な香り。

香りは木によって様々ですが、不思議なことに日本の針葉樹はどれも素晴らしい香りを持っています。

あるとき、たまたま通りがかった老紳士が、私たちの作ったものを見てこう言いました。

「木の香りとは、なんとリッチなものなんだろうね」。

この時、この喜びは多くの人々と共有が出来ることなんだと、私たちはあらためて気がつきました。木とは、森とは、果てしなく大きく、深く、知れば知るほどにおもしろいものです。

私たちは、木から作ったものをお客様にただ届けるだけではなく、同時に、日本の森のことをもっと伝え、共有していきたいと願っています。

森は生きています。

そこではきっと、心を豊かにしてくれる新しい発見が見つかるはずです。

 

 

 

 

 

 

・挨拶の言葉

祖父も父も大工。生粋の職人肌だと感じています。

だからこそ、中途半端な 家づくり はできない。

 

大工の棟梁（大工の親方のこと）と呼んで頂けるのならば、その名に恥じない家を建てます。

​

​

​

​

​

​

​

​